産業革命以後、現在の都市の形、人類の発展は自然と人を切り離してきました。身近なものに例えれば、街中の地面を覆うアスファルト。都市を離れない限り、土と接する機会を多く失いました。人にとって自然とかかわる機会を失うことは、何か自分を見失うことに近い感じがします。逆に自然とかかわることは、自分を知ることにつながるように感じます。もちろん、私達の生活を豊かにしている、産業の発展、技術や科学の進歩は必要です。ただ、その過程において、これからはどう自然とかかわるかを考え、生活に取り込むことが大切だと感じております。自然と人のつながりを考え、建築を間におき、自然と人が良いかかわりをもてる住まいを設計したく思います。
↓定期的出る建築の旅
↓安藤忠雄氏の建築から眺める身近な自然
↓「心のこった話 、太陽の表情(色)は太陽から目に届くまで距離の間にある空気やいろいろなものの厚みによって変化する。朝日と夕日の厚みが個人的に好きです。