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2012-11-10公私ともに

先日、坂茂氏の講演会へ訪れた。

僕が今、最も敬い、その仕事に憧れる人物の一人。2006、世界各地を巡回していた移動式美術館の存在を知り、美術品が運ばれる現地で集られるコンテナ、そして使われる紙管や布によって建てられる建築に抱いた印象や建築家が日本人であることに強く惹かれ、2007 初めて東京お台場に来た時に訪れ、その建築にふれた。もちろんその美術家による作品、備品によるテイストが与える効果も含まれているが、とことん無駄無く合理的に考えられた建築にこれ以上に無いカッコよさを感じさせたことに、その質感や構成から人が受ける印象の深さ、多彩さを感じ、感動した。

ノマディック美術館

そんな出会いから、書籍や雑誌でその活動を追い、ようやく今年11月8日、生で話を聞ける機会を得た。書籍から得たイメージを超え、また各種媒体では知ることのできない作品を見ることができ 、そして講演会の題名にもあるように私としての作品づくりと公として世界規模に被災地へ貢献する姿勢をより詳細に知ることができ、公私におけるバランスの大切さ、その中からでもカッコいいものはつくれる可能性を感じた。本当に日本という国は人に恵まれるいい国であると強く思うのと同時に、だからこそどの都市 、どの街、どの自然環境と比べても誇りの持てる都市、街、自然環境となるため、昔、日本人と里山にあった関係のように、自然やあらゆる生命と人とが対話し、程よく「手入れ」できる仕組みを考えていかないといけない。

どうやって社会に貢献しながら自己実現するか、、、
もしくは社会に貢献することがどのように自己実現と結びつくか 、、、
また大きな課題を持った 、、、
でも以前よりはっきりと、自分の向かう方向は明らかになってきている。

以下 、この講演会のパンフレットに記載されている言葉を引用することにより、その機会にこの方の仕事を知り、仕事の持つ可能性を見つけ、自分に結びつけ、新しい飛躍となる一要因となることを
期待します。(改めて自分に言い聞かせてます(笑)『今回の震災直後から50ヶ所以上の避難所で、1800ユニット(2m×2mユニット)以上の家族間のプライバシーを確保するための間仕切りをつくっている折に、町に十分な平地がなく、十分な数の仮設住宅が建設できないという悩みを女川町の安住宣孝町長から聞いた。そこでこれまで温めていた海上輸送用のコンテナを使った3階建仮設
住宅を提案した。(中略)
16年前の阪神大震災以来、プライバシーがなく人権をまったく無視した避難所や、住み心地の悪い貧しい仮設住宅が地震の度に問題になるが、政府は単に被災者の忍耐力と、大人しい日本人の国民性に甘えた無策を続けている。このままでは次に起こる震災後も同じことをやり続けるに違いない。しかし、そんなことをこれ以上許しておくわけにはいかない。今回つくった避難所の間仕切りや仮設住宅は、そのレベルアップの突破口として政府を動かす実例として使っていく考えである。』
(新建築2011年12月号『次の震災に備えて』より)

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