先日の定休日、芦屋に用事があり嫁と訪れた。その向かう途中、苦楽園、夙川、芦屋など、いつもその方面にある街の雰囲気に、何か感じを良くしてくれるお店や場所の新しい発見に、期待がわく。芦屋で用事を済ませた帰り、嫁の提案で苦楽園にあるお店へ寄った。インテリアや食事、そしてスタッフに魅力的な世界観のある素晴らしく感じのいいお店 esquina すべて素晴らしかったが、今回、もっとも印象に残ったことは、お店へ入った瞬間から食事を注文し、席に座り、運ばれてきた食事に手をつける最中までに感じた光の加減だった。お店へ入った瞬間、営業しているとは思えないほど暗く感じ、運ばれてきた食事に手をつけている頃にはなれて、これ以上に無いちょうどよい明るさになっていた。そのちょうどよい明るさのおかげで、店内に差し込む夕日が、旅先で味わうような、何か特別な感じがしてよかった。おそらく入店時に暗く感じた一因として、お店へ向かう途中、西に傾いた太陽の明るさのなかにいたこともあると思う。それでも、今回、体験することのできた出来事は、光の度合いが人にあたえる感触について、また一段と興味をもつ機会となった。光の度合い、佇む空間にとってとても大切の要素。まだまだ感じきれない奥の深いお店だった。また訪れたい。