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2025-04-13桜が咲く季節に「安藤忠雄展│青春」を訪れて

住宅分譲の仕事に携わっている身として、「空間をどうつくるか」ということに日々向き合っている中で、今回訪れた安藤忠雄展は、そんな“つくること”ということを、より深く考え込むことができる体験でした。住宅分譲という仕事に日々携わる私にとって、その建物は“住むためのものを売る”というだけでなく、“人が幸福に生きるためのかたちをつくる”ことだと考えています。



そのような中、先ずは展示会場に足を踏み入れた瞬間、安藤忠雄氏が設計した図面や模型に囲まれ、洗練された程よい緊張感に包まれました。特に天井高15mの立体映像空間は圧巻で、安藤氏の代表作を映像と音響で体験する演出は、普段は体験することのできないスケールや状況で作品にふれることができ、素晴らしい体験でした。
“空間としての建築”の力を今までに無い方法で感じることができました。

さらに衝撃的だったのが、「水の教会」の原寸大の再現でした。まるで実際に現地を訪れたかのような臨場感で、自然と人間、静けさと祈りが交差するあの空間に立ったとき、建築の本質とは“感じさせること”であると改めて思い知らされました。

模型・映像・音楽が融合した直島インスタレーションもまた、建築を「時間とともに生きるもの」として再認識させてくれる展示でした。素材の選択、光の使い方、空間の余白——どれもが一貫した思想のもとに構成されており、その思想の軌跡をたどることで、建築家・安藤忠雄の人生そのものを体感しているかのようでした。



そして今回、何より心に残ったのが、氏のこの言葉でした。

「人間も建築も、いつまでも青いまま、挑戦心に溢れていたい。」

この一言は、私自身の生き方にも深く響きました。地域社会の発展と幸せに貢献したく住宅業界いるからこそ、常に挑戦する姿勢を忘れずに、固定観念を超えて人の心に届く住まいをつくっていきたい——そう強く思わされました。



安藤忠雄展は、人生をかけて空間をつくり続ける一人の人間の挑戦の記録であり、それに触れることで自分自身の仕事と向き合い直すきっかけにもなる貴重な体験を提供してくれました。

建築が好きな方はもちろん、何かに挑戦し続けているすべての人に訪れてほしい展覧会です。

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