七月。
月初の連休を使い小豆島、直島を訪れた。
1、2年前、本で坂手港付近にある宿に興味を持ち、小豆島へ訪れたことを機会にこの島に惹かれ、その時、この島をもっと知りたい衝動により、いつかロードバイクで一周したいと思った気持ちを実現するために訪れた。
((小豆島:妙に引かれた錆びたホイールとガードレールに重なる海))
with my road bike at 福田海岸沿
小豆島、この島を一周するだけで普段街では出会わないたくさんの生き物に出会った。特に山中深く、それぞれ異なった生き物たちのそれぞれ異なった活動が同時におきているにぎやかな状況の中を走り抜けた時には何とも言えない感覚に感動した。その生き物たちの生命力に感動し、そこからその島一つで地球という大きな住まいの偉大さに思いが巡った。そして、小豆島を後に土庄港でフェリーに乗船、平たい海に浮かぶ島並みを眺めながら直島へ向かった。
港に到着。
(このsanaaによる建築も大好きな建築の一つ。)
(奥に浮かぶ島の風景の程よく邪魔になってなくていい)
直島では好きな建築に宿をとり、
((障子の隙間から望む松と海、そしてお気に入りのjazzを))
好きな建築に触れることにした。
それらは、もう何度も触れている建築たちだが、時間が経たことによる、その時、その機会、その気候、その状態において微妙に違った感覚が起こることを期待して、、、
もちろん新しく経験する場所へ訪れる機会も用意した。今すぐに言い表せるような衝撃的な体験はなかったが、程よく確かに感じた心地良さはあった。今後もその感じたものを育み、積み重ね、自分なりの心地よさを表現できるように努力する。いい旅でした。