ルイス・バラガン邸を訪ねた。もちろん本物は日本にないので、前から活動に注目しているSANNAという建築家ユニットにより、美術館で実寸サイズに再現されたものである。
3フロアーに分け構成されていた。とりあえず、ゆっくりと見てまわった。しかし、期待以上のものは感じなかった。そこで、茂木健一郎氏が言っていたことを思い出した。「人の情動が働きだすまで30分以上はかかる」とそこで、じっとはできない性格なので、その3フロアーをゆっくりと4往復してみた。確かに何か感じるものはあった。何だかははっきりしないが、その空間にたたずむ心地よさを少し知った気がした。ルイス・バラガン、壁に対するその色彩豊かな色使いに興味がひかれ、今回の体験により、水面と光の取り入れ方に気持ちよさを感じた。些細な感触だけどしっかりと感じるものを学んだ。
その4往復の途中、非常階段からの風景を思わず、パ写。