今日、LOHAUS平井山荘の現場待機中、お客様のご来場を待つ合間、一冊の本を読み終えた。
1900年代にアメリカで活躍し、今のアメリカの良き生活文化を築くことに大きく貢献した建築家や彫刻家、インテリアデザイナーなどの芸術家たちの自宅(アトリエ)が掲載された写真集。その著者が本を形にするにあたり、掲載する住まいに与えた最も興味深い条件が、可能な限りその住まいの状態が当時のままであること。
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写真からだが、時代を超えて生き続ける価値、その中に潜む感じよさ、特に自宅ということで漂う温かさ、、写真からでも、その著者の添えた文章と併せて見た時に、想像に浮かぶ生な質感、、その本から本物の仕事、もしくは他の人も幸せにできる純粋な表現を感じることができた。貴重な体験。そのアメリカに大切な影響を与えた人たちを、紹介する本の中で地味に嬉しかったのは、さりげなく出てくる日本文化の活躍でした。自分の中でまた一段と家の持つ可能性を広げることができたと思う。